自然の力を最大限に、軽やかなランチョンマット。
鳥取県智頭町の杉を使い、石川県輪島市にて拭漆を施した「智頭杉シリーズ」。
雪深い山の中で育った智頭杉は、ゆっくりと成長するため木目が詰まっているのが特徴です。
そんな智頭杉の柾目を使用したランチョンマットは、厚さ4mmと薄く、驚くほど軽い。
表面に「うづくり加工」を施すことで、杉の柔らかい部分が締まり、細かい凹凸ができ傷つきにくい。
緻密な木目を引き立てるのは、漆塗りの技法の中で最も基本的な「拭漆技法」によるもの。
手跡やほこりなどを残さないよう丁寧に整えられた木地の上に直接漆を塗り込み、乾かないうちに布を使って、漆を擦り込むように拭き取り乾かす。それを繰り返し仕上げています。
拭漆を施すことでランチョンマットとしてだけでなく、お皿として直接食べ物を乗せることもできるのが嬉しい。
自然が育てた、素材の力があってこそのランチョンマット。
デザイナー | 桐本泰一 |
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技法 | 拭漆 |
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素材 | 天然漆、智頭杉 |
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サイズ | 420×300×h4mm |
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