漆のお皿でカレーを。頼りになる器。
漆の器でカレーが食べたいという想いから誕生した「小福皿」。
表情を豊かに彩る「すじ模様」は、輪島キリモト独自の「千すじ技法」によるもの。
天然木に布着せを行い、下地を施した後、「輪島地の粉」と漆を混ぜたものを特殊な刷毛で塗り込み、さらに漆を塗り重ねて仕上げています。そうすることで表面硬度が高まり擦れに強く、金属のスプーンを使っても傷がつきにくい。
最初は黒味がかった「ねず」色も、使い込むことで少しずつ明るくなり、エイジングされた(時を経た)ような表情になっていきます。
大サイズは盛り皿やワンプレートの器として、中サイズは銘々皿や取り皿として。
毎日の食事で気兼ねなく使える「千すじ小福皿」は、頼りになる器です。
デザイナー | 桐本泰一 |
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技法 | 千すじ |
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素材 | 天然漆、ケヤキ |
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サイズ | 大 φ243×h48mm 中 φ196×h40mm |
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千すじ(ねず)経年変化イメージ

千すじ(ベンガラ)経年変化イメージ